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Therapy Room
tamayura
セラピールーム
たまゆら
胎内退行
胎児だった自分は
どんなことを思っていたのか
妊婦さんは、心穏やかに過ごさねばならない。
気苦労すれば、お腹の子も一緒に苦をするから。
よくそのように言いますが
それは迷信でもなんでもなく本当のことです。
胎内記憶に触れたとき、いろんな感情が出てきます。
お母さんが幸せを感じていたなら、お腹の子もハッピーな気持ちでいるし
お母さんが不安なら、やっぱりお腹の子も不安なんです。
大人の会話も聞いていますから、心無い一言に心を痛めることもありますし
お母さんが薄着ばかりなら、羊水が冷えて寒い思いをしています。
自分が選んだお母さんのお腹に飛び込んだときは、希望に満ち溢れているのですが
誰もが臨月まで、様々なことを感じ、この世に生まれてきています。
Kさん 男性 50代
自分はどういう設定をしてこの世に生まれてきたのか。
「目標のアップデート」をしたい。
直感的に、母親の子宮の中にいた頃の影響が、自分の根っこにあると感じる。
母親がいつも言っていた言葉
「身を粉にしても報ずべし」
それはずっと自分の中に、嫌な思いで残っている。
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お母さんのお腹の中、暗い。
今、自分は6ヶ月めで
お母さんは家事をしているところ。
お母さんは今
不安や後悔の念を、強く感じている。
前の環境と、嫁ぎ先の環境の違いに戸惑い
「こんなはずじゃなかった」
「子どもは育てないとならない」
「実家にも帰れない」
その辛い気持ちは子宮の中に溜まり
自分はその全てを全身で感じている。
お母さんだけでなくお父さんも
同じ不安を抱えている。
自分は、へその緒でお母さんと繋がっている。
だけどそれ以外にも、繋がっている部分があった。
子宮の中いっぱいに溜まったお母さんの不安と後悔は
物質ではない糸になり、自分に繋がった。
胎児期に母親と繋がったエーテルコード。
それは無数の細い糸と、太い1本の糸だった。
自分は逆子で生まれた。
一番太い糸は、頭のてっぺんから子宮の上部に繋がっていて
これを通じて、母親の不安な気持ちが自分にダウンロードされる。
今、胎児の自分が感じている辛い気持ち
それはお母さんのものであって、自分の気持ちではない。
だけど当時は、それを知るすべもない。
お母さんのことを、助けたかった
ただ、それだけのことだった。
生まれた後、へその緒は切り取られるけれど
エーテルコードは目に見えないから
その糸はを繋がったまま
大人になっても母親の不安を感じ続けてきた。
だけど数十年の時を経て、この糸を切り離す時が来た。
自力で切断を試みる。
すると糸は切れて、なくなっていった。
たくさんいる母親の中からこの母親を選んだのは
前世からの繋がりを感じているから。
生まれたらやりたいことは、ただ、楽しみたい。
会いたい人も、いっぱいいるけど
一番会いたいのは、感じて楽しい自分の中心。
要するに、自分の光に触れたい。
これから自分が生まれると思うと、ワクワクする。
ここまで、かなりの回数生まれ変わってきたけれど
また生まれようとしているには、理由がある。
それは、自分が自由になるため。
自分が自由に楽しんで生きることで
周りのみんなが幸せになれるような気がしている。
また生まれ、経験することは予め計画したこと。
それは、前世と繋がっている。