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カトウ

インナーチャイルドの待ち人


あるクライアントさんのお話しから。

小さい頃、お祭りの屋台でおもちゃをおねだりした。

いとこは買ってもらってた。

でもお母さんは、私には「ダメ」って言った。

悲しかった。

そんな過去の出来事をふと思い出し、旦那サマにお話したそうです。

すると旦那サマ

(`・ω・´)☆ 「そんなもん、なんぼでも買ってやるよ!」

クライアントさんは、その言葉に思わず感涙;;;;;;;;

彼女のインナー・チャイルドが待っていたのは、まさにこれだったんですね。

おもちゃを手にした想像で、ワクワクしている小さな子。

その熱い思いを受け止め「いいよ!」と言ってくれる、包み込むようなふところの深さ。

お祭りの賑わいや屋台を見たら、子どもはワクワクしちゃう。

でも、高価なおねだりに親御さんは「ダメ」って言っちゃう。

このシチュエーション、よくあることではありますが

否定を繰り返し受けていた場合、人生に影響するものになることもあるのです。

「ダメ」=「自己実現は禁止」

繰り返し「ダメ」と禁止された経験は

いつしか自分の行動に制限をかける仕組みを潜在意識の中に作り上げます。

すると夢や目標に向かおうとしても、心の中ではオートブレーキシステムが作動するので

「やりたい、でもできない」という、自己実現に向けて進むことが難しい自分が出来上がります。

「これがほしいのね。いいわよ( ^ω^ )」

当時、本当はお母さんの口からこういう言葉を聞きたかったはず。

でも時が経ち、気がつけば自分は大人になり、母親もだいぶ年をとり

その一言を母親に求めるなんて、「今更もう」って感じ…

しかし、その出来事にまったく関係ないはずの旦那サマからの、まさかの一言。

この何気ない言葉が、暗闇で悲しみに暮れるチャイルドに差し伸べられる手となり

引っ張り上げられたチャイルドは、自由に行動していいと知ります。

そして、もう大人だから、願えば自力で大抵できちゃう。

欲しいものだって、できる範囲で買おうと思えば買える。

食べたいものだって、食べられる。

やりたいことだって、どんどんチャレンジしていい。

言いたいことは、言ってもいい。

「ダメだと思っていたことは、ダメではない」

「もう、自分で自分に禁止する必要はない」

と深いレベルで理解します。

理解が進めばオートブレーキシステムは弱まる、もしくは停止。

あとは自分でコントロールしていくだけです。

チャイルドを癒やすことができるのは、基本的には自分。

それ以外に、様々な人や出来事に自然に癒やされることもあります。

出会いってホント大事、そして不思議ですね。

ところが…よくよく話をきいてみたら

(`・ω・´)☆ 「孫が生まれたら、孫になんぼでも買ってやるってことだよ。」

そういうことだったそうで…

Σ(´∀`;) あ、そーだったんですか~~~

でも!でも!でもね!!

違ったけれど、チャイルドにその言葉はしっかり届いたんです!!

クライアントさん(´;ω;`)

「私にではなかったけれど、その言葉に感激しちゃって。」

この男気溢れるコトバが、奥サマの心を救い上げたのです。

それも指一本でというほど軽々と。

なんてCOOL☆

さらっとやってのけちゃうあたりが、実にカッコいいじゃないですか!

きっと孫でなくても、奥サマのことだって包み込んでくれるはず。

旦那サマが最愛の妻の無念を一つ解き放ったという、奇跡のお話しでした。

なるべくして夫婦になっている方々なんだなぁ、としみじみ感じました。

お互いの魂の学びのために、予め決めた人と伴侶となるケースがあるのですが

過去のセッション内容から見て、こちらのご夫婦もそのようです。

これからも、思わぬミラクルがあるかもですネ♪

「なんぼでも買ってやるよ!」って

う~ん、私も言ってほしいなぁ(・ω・`*)

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