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執筆者の写真カトウ

This is me という認め方

更新日:2022年3月7日



※このお話は、実際のセッションを元にした

 フィクションです


 ハイアーセルフ  インナーチャイルド

 サブパーソナリティの複合セッションより



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困っているのは、自分の人格のこと


一人は大人の自分

「やらなきゃならないことをやれ」

と、現実から逸れる自分を止める人格


もう一人は子どもの自分

目についたら、考えなしにすぐ喋る


それで他人が不快な思いをしているかも


そして、長年やってきた絵を描くこと

なぜか最近、下手になった現状、つまらない


もうちょっと

一呼吸おいて言動できたらいいし


そして「昔のように上手く描けるはず」

という期待がある


ダウングレードした自分は嫌だ



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ハイアーセルフがこう言った

  

  怖れるな



何を?


  自分が傷つくことだよ


  言って、はね返ってきたように感じて

  「人を傷つけてるんじゃないか」

  と自分が傷つく

  

  だから

  ぱっと喋ることで困ってるんじゃなく

  喋ったことにより自分が傷つくことを

  怖れているんだ




怖れ、どうしたらいいんだろう…


  その、喋っちゃう子を愛せ


  自分のこと面白い、って

  本当はそう思ってるだろ?

  それと同じく

  

  「お前~面白いじゃ~ん(^^)」

  そんなふうに認めてあげたらいい


  認める場面で否定しないで




でも、ぱっと喋るとそれに対して

「それじゃダメ」って言うのがいて…


  それは”いいフリこき”だね

  人格の一つ


  「浮足立って過ごしてるぞ」

  「地に足つかないまんま生きてるぞ」

  そう言って止める人格


  子どもの人格も、大人の人格も

  認めて、受け止めて


  要するに、自分を愛する

  そこからだよね




イメージに

二人の人格が浮かんできた



子どもの人格は、小さい自分

大人の人格は、今の自分



小さい自分は


 「漫画読みたい」「お話の先、知りたい」

 「何でもやりたい」「楽しいことしたい」

  そう言っている


この子、見てるとなんか笑える

思わず笑いが吹き出す


「めんこいね、アンタ」

私がそう言ったら「てへっ」て笑ってる


憎めない顔してる、面白くて可愛い子



それを見て

”いいフリこき”と言われるそれは

悔しそうな顔してる


「しなきゃならないことがある」

と言いながら、やっぱり悔しい


この人格は

「しなきゃならない」と言いながらも

実は、天真爛漫な小さい自分が羨ましくて


本当は一緒に遊びたい


  子どもっぽい言動を

  止めるのが自分の役割


  善し悪しに関係なく「やめろ」と言う


  対外的に「良い」とされるほうに

  もっていく

  なにしろ、”いいフリこき”だからね


何が望みなの?


  子ども心のほうばっかり見ないで

  こっちのほうも見てほしい


  それから”いいフリこき”って

  言わないでほしい

  ”ストッパー”とか

  他にも言い方あるでしょうが?


  それからね

  こっちは今さっき現れたわけじゃない

  昔からアンタの中に存在してた


  それもわかってほしい



そういうことか


小さい自分も、ストッパーも

どっちも自分なんだ



  「絵を上手く描けないのがダメ」

  「昔は上手かった」

  「今だって昔みたいに描けるはず」



そう期待する”期待さん”

これも大人の人格


”期待さん”は

  「上手くいくはず」と思い込んでいて

思ったようにいかなければ、認めない


期待してはがっかりして

  「自分はダメだ」と否定する



期待しちゃう、そういう自分もいる

これも、自分なんだ



傷つくことへの怖れも

無邪気にできない悔しさも

期待してはがっかりして否定するところも


感じててしまうと

ついつい葛藤してしまうし

「それじゃダメだ」と否定していたけれど


否定する自分をも、否定せず


  「それが自分」と

  認める、受け入れる


そうしていけばいいんだ



そしてどうも、ただの思い込みに過ぎなくて


そんなにこだわらなくてもいいみたいです

そう思ったら


なんか楽になりました…



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人って、多面的な生き物なんです



優しい自分とは裏腹な

 意地悪な自分がいたり


丁寧さんでも

 ズボラが発動することもあるし


ピュアな面もあれば

 嫉妬まみれな面もあったり


人前で明るいけれど

 一人になったらそうでもないとか


健気で健やか

 だけど心から漏れ出る声は

   エゴのオンパレード、とかね




あぁ、神よ…仏よ…どうかお許し下さい



そう言う私も、エゴにまみれた人間です


小さなエゴを拾っては、じーっと見つめて


自分を認めるということを

ずっと、していくんだと思います


多分、命が尽きるまで



果てしなくて

たまに辛くなることもあるけれど



無邪気も邪気も、人である以上


あるよね!



だからといって、開き直るのもまた違うしね




いろんな自分を自覚して


自分を認めて、受け入れるのよ!!



This is me !!! だよ!!




って、言うのは簡単


「それができなくて困ってるんだよ!!!」



はい、だいたい、そうです^^;

  

 

お困りの方、いつでもご相談ください(^^)


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