「強く見せる」をやめるとき
- カトウ

- 3 時間前
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先日行ったセッションで扱ったテーマを紹介します。
50代男性、相談内容は
「奥様といつも同じようなことで口論になる」
というものでした。
「人の様子を伺ってしまうのをやめたい」
「強く見せるために態度を変えてしまうのをやめたい」
「自分のことだけわかってもらおうとするのをやめたい」
男性は
「弱い自分を認めたい」と思うと同時に
「弱さを認めたら崩れてしまう」
そんな恐れも抱えていました。
・「強さ」という“虚勢”
対話したのは、40歳の頃のご自身。
サブパーソナリティとしてイメージの中に現れた彼は、こう言いました。
「虚勢を張った方が生きやすい」
「強いと思われた方が楽なんだ」
「仕事でも家庭でも、
“できる自分”“通していく自分”を演じ続けてきた」
そう言いました。
けれど本当は、
どこかで「これは嘘だ」とわかっていた。
「いつか破綻する」とわかりながら、やめられなかった。
この「わかっているのにやめられない」という感覚、
思い当たる方も多いのではないでしょうか。
・破綻は終わりではない
印象的だったのは、
「破綻したとき、正直ほっとした」という言葉。
ずっと緊張しながら守ってきた“強い自分”が崩れたとき、
そこには怖さと同時に、
“もう演じなくていい”という解放があったのです。
虚勢は、生存戦略だった。
でももう、とっくに役目を終えていた。
・身体は正直
セッションの中で、
度々起こっていた「動悸」が、実は
深い意識からのサインだったことも明らかになりました。
男性が”分かったふり”をしたとき。
場に合わせて分かっているような顔をしたとき。
そのとき
身体が動悸によって「違う」「嘘」と教えてくれていた。
私たちはよく、症状を“悪いもの”として扱います。
でもそれは、深い意識からの警告なのかもしれません。
・ 2つの未来
セッションの後半では、2つの未来を見ました。
ひとつは、
弱さを認めないままの未来。
家でただ虚しく座っている姿。
もうひとつは、
弱さを受け入れた未来。
職場で自然体で働き、周囲と支え合っている姿。
2つの未来を比較したとき
「認めないと、本当に終わる」
最後のその一言が、気付くカギになりました。
・他人軸から自分軸へ
ハイアーセルフからのメッセージはシンプルでした。
「人を見すぎている」
「感じた通りにやれ」
人の顔色を見て生きることは、
一見うまくやっているようでいて
実は自分を失う行為でもあります。
弱さを認めることは、崩れることではなく
やっと、本来の自分に戻ること。
私たちは皆、どこかで“強いふり”を覚えます。
でも本当に必要なのは、
「強い人」になることではなく、
「正直な人」になることです。
あなたの中の“かつての自分”は、
一体今、何と言っているのか。
もし心当たりがあるなら、
どうか、その声を無視しないであげてください。
そこから、本当の再出発が始まります。
“虚勢の崩壊”から“自己回復の始まり”への転換セッション。
「弱さを受け入れることが、実は最も強い選択」
その入り口に立ったセッションでした。
【セッション内容】
サブパーソナリティ→未来順行→ハイアーセルフ


