前回の前世退行の記事
『今を生き、全てに中庸であれ』の続きです。
インナーチャイルドは
『心に傷を負った子ども』だけでなく
『童心』の役割を担ったガイド役のチャイルドもいます。
ハイアーセルフがよく言う「楽しんで」は
スピリットガイドのチャイルドが見つけています。
小さいけれど立派な『導く者』であり、『THE 自分軸』です。
ガイドと共にあれば
ものごとがスムーズに進むようになります。
ハイアーセルフが覚醒しているのに停滞感が続いている場合は
ガイドとの繋がりが薄いのかもしれません。
あなたの人生、時間には限りがあります。
人間でいられる時間は、とても短いんです。
どこに自分のスイッチがあって
どのギアに入れて生きていくか。
どうせなら、持てる能力が開いていたほうが人生は楽しい。
それは案外、遠いものではないのかもしれません。
※このお話は、実際の複合セッションを元にしたフィクションです。
草原をを見渡すと
女の子が、無邪気な笑顔でこっちを見ている。
女の子は「よかったね」と言った。
どうもこの子は
自分が胎内や前世の記憶に触れたことを知っているみたい。
この子のこと、どういうわけか知っている気がする。
自分はいつも、思いついたらどこにでも行く。
それを引っ張ってくれているのは、もしかしてこの子だろうか?
そう尋ねたら女の子は
「そうだよ、私だよ」と言った。
そして、この子はやりたいことがキリなくある。
「肩車したい」「冒険したい」
「水のあるところに行きたい」
この子の望み通り、一緒に遊んだ。
小川にも行って、もういらなくなった感情全部を、二人で水に流した。
「めっちゃ楽しい~!」
とはしゃぐこの子、どう見ても天使。
そう思った瞬間、女の子は空中を飛び始め、こう言った。
なんで、今まで気づかなかったの?
いっぱい光のところで遊んだ時間、なんで忘れたの?
私の話、全然聞いてこなかったでしょ?
私といればよかったじゃん。
元々あなたも羽を持って飛んでいたはずなのに、自分でたたんじゃったもんね。
優しさが、仇になったんだよ。
だから他の人のことは、もういいんだよ。
驚いた。
ガイド役のチャイルドが内在していると
今まで認識できていなかった。
女の子は話を続けた。
一番、伝えたいことはね
『前世から、チャイルドの繋がりを選んで来てる』ってこと。
うちの家族はみんなチャイルドで繋がっていて、みんな私が選んだんだよ。
だから充実感があって、居心地がいいでしょ。
目に見えない世界の繋がりは、家族以外でもいる。
そういう人は、目の輝きが違うからわかるでしょ?
あなたはこっちの世界の人だけど、旅に出たもんね。
だから、戻っておいで。
私が「楽しい」と思うことは、なんでも成功する。
いろんな次元を生きて、いろんな次元と繋がってるんだけど
それをわからないよう設定して生まれてきたから、余計疲れたでしょ。
これからは、私がついているから大丈夫。
どこかに繋がるんじゃなくて、私と繋がっとけば大丈夫。
ようやっと気づいてくれて嬉しい。
あとは、ご苦労さん。
今日で一区切りだよ。
この子に、ようやっと辿り着いた。
自分のベースは、これだったんだ。
この子といると、軽くて、幸せで、自由で
嬉しくて、楽しくて、充実していて
満ち足りている感覚がある。
自分は、いろいろやりたかったんだな。
そして、他の人のことは、もう十分したんだね。
確かに、自分の重要な人たちの目の輝きには、共通点がある。
大人ぶっている人は、周りにいない。
チャイルドで繋がっていたからなんだ。
大人ぶっている人には、どうしても反感を覚えてしまう。
「こいつ、違うんじゃね?」って。
前世でも、こういう繋がりを教えて歩いていたんだね。
この子はもう、私とお別れするのは望んでいないから
「ずーっと、一緒だよ」
そう言って、チャイルドをハグした。
セッションの1週間後、Kさんより感想を頂きました。
前はいろいろなことがスムーズにいったりいかなかったりでしたが
まあまあその中でも自由に、自分軸で生きている実感はありました。
でも、ヒプノを受けてからはいろいろなことが軽くなったし、流れがスムーズになりました。
何より、護られていることを強く実感しています。
今までも大きな愛を感じてきたつもりでしたが、もっと大きなエネルギーを感じています。
自分の魂が縛りを感じながらもやってきたのは、この解放を何十倍も楽しむためだったんだと思いました。
実は、Kさんの後日談はこれにとどまらず
新しい繋がりを確信するような出来事も、いくつか起こったそうです。
Kさんの奥さまもクライアントさんで
ご夫婦でヒプノセラピーを受けてくださいました。
奥さまも、ご主人顔負けの多次元セッションでした。
お二人とのご縁に、感謝しております。
末永く楽しく、自由に、そしてお幸せに。