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  • 執筆者の写真カトウ

道端に猫の亡骸、そんなとき

更新日:2023年12月18日



半年、ブログ放置という

この怠慢を、どうかお許しください。



久々に「書かねば」ということがあり

PCの前に座っている次第です。



というのは、本日夕方

車道に横たわる三毛猫を発見し


出血はなく、轢かれたのではなさそうで

体はまだ温かく、硬直もしていなくて


でも生きてるか死んでるか、わからない。


いつもなら市役所に通報すればいいものの

今日は日曜日。


いや、困った。

でも生きているかもしれず

この寒空、日も暮れるところに置いておけない。



動物の専門家に教えてもらおうと

抱えて近くの動物病院に駆け込んだ。



獣医さんはよくわかっていて

状況を細かく聞くまでもなく診てくれた。


まだ温かいけれど、亡くなっていた。


高齢で、おなかには大きなしこり

おそらく死期がやってきて、亡くなった子。



元の場所に戻せば、カラスやたぬきの餌になる。


飼い猫だろうが、元の場所には戻さないのが

保護の鉄則なんだそうな。



猫ちゃんのご遺体は獣医さんにより丁重に包まれて

今、自宅に安置されている。


明日月曜日、市役所に私が通報することになった。



最後に獣医さんがご遺体の写真を撮った。

万が一、飼い主さんが探しているとわかったときに

飼い主さんが確認できるように。


もしそうだったときは

猫ちゃんの遺体は役所の人の手に渡り火葬されたと

獣医さんは飼い主さんに伝えてくれる。



財布も持たず動物病院に転がり込んだけど

お代もかからなかった。



先月は

家の前で鴨が無惨な姿で横たわっていた日があった。


カラスには美味しいご飯なようで

体の半分が食べられてなくなっていた。


食物連鎖。

これはこれで、自然なことなのかもしれない。


だけど通勤通学と、人通りの多い歩道

綺麗に食べ終わるまで放置するのもはばかられる。


なので

市役所に通報して、回収に来ていただいた。


鳥類は、触ってはならない。

何かを持っていることがあるから

プロにお願いするのみ。



皆さんは


道すがら猫が轢かれているのを目撃したり

鳥が落ちているのを発見したり


そんなとき、どうしていますか?



いくつかの選択肢がありますよね。


でも、一番やったほうがいいのは、通報。



ご存知とは思いますが

放っておけば置くほどぐちゃぐちゃになりますから

できるだけ早くしたほうがよくて。



私みたいに

抱えて病院に連れて行くまでしなくてもよくて。


食べられぬよう

ダンボールなどでそっと覆いをするだけでも。



動物の死骸を見たことが

心の何処かに引っかかる一日になってしまう

もしあなたがそういう人なら


ただ通りすぎずに

どうか各市町村の役所に通報してください。


みんな、スマホ、持ってるよね。

すぐ電話、かけられるよね。


手をかけずとも、あなたの慈悲の一声で

亡くなった子たちは弔われるから。



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