前世退行感想/点と点、線になる日
- カトウ
- 7月26日
- 読了時間: 3分

変化があったの?
そう聞いちゃったら、私も一緒に喜びます。
お便りをくださったOさんは、今回で3回目のセッション。
一つ、見えた。
3度目の正直、そんなセッションだったのかな、と感じました。
《Oさんの感想》
最近の変化をシェアさせて下さい。
今の自分ではダメだ 整った自分にならないと…
過去にフォーカスしてたくさんの知恵を取り入れ、セラピーも受けてきました。
在り方が今の自分を否定し、過去に執着していたのです。
前回のヒプノセラピー(前世退行)を受けて、走馬灯のように今生の不条理な出来事を思い出していったんです。
点と点がつながって線になる感覚。
これだけ体験してきたら生きづらくもなるよねって、自分自身への労いともう諦めようという気持ちになったんです。
明らかに観ること。なかったことにしない。
今のままの自分で生きていこうと諦めることができたとき、ふっと過去のしがらみから解放され、今ここに寛げるようになったんです。
灯台もと暗しでした。本当に楽になれた。
そのままの自分でよかった。
人に話す(放す)ことは大事ですね。
対話をとうして自分の知らない部分に光が照らされ開かれていきます。
そして素直に受けとることのたいせつさを実感しています。
ヒプノセラピーにはいくつかの異名があり、『諦めのセラピー』とも呼ばれています。
それは「もう諦めなさい」というような強制的なものではなく、『受容』という意味で
執着が自己受容に変わる、そういった、いい意味での『諦め』です。
記憶の追体験から俯瞰し、自分自身の出来事、感情、全体像と共通点を理解する。
すると、不思議なことに『いい意味諦めモード』に心は切り替わっていきます。
悩める渦中は、とにかく生きづらい。
なぜこんなに苦しいのかがわからない。
>自分自身への労いと、もう諦めようという気持ちになったんです。
>今のままの自分で生きていこうと諦めることができたとき、ふっと過去のしがらみから解放され、今ここに寛げるようになったんです
ここに、目に見えない縛りから解放された瞬間が表れていますね。
Oさんは、「もっと自分を生きよう」「でもどうやったら?」と、子ども時代から向き合ってきたのだそうです。
小さな頃から哲学的。
大人の階段を上る道のりの中、拾い続けた記憶の断片。
学びにも余念なく、深層心理の知識もたくさん身につけ
そして見つけた、拾い上げた。
潜在意識に潜んでいた、Oさんだけがわかる『何か』
拾い上げた点と点は、心の中で繋がっていく。
すべての苦しみは執着からきている、という話もありますが
『諦め』の視点で感じた執着は、渦中にあった頃とは見えかたがちょっと違っていたはずです。
自分自身に、ねぎらいを。
そうできた日、囚われの思いは、美しい景色に変化していきます。
目に見えぬ執着、囚われた心
それはあなたの勇気一つで解放することができます。
いつでもここで、お待ちしています。