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  • 執筆者の写真カトウ

語らせてください/サブパーソナリティ



サブパーソナリティ(副人格)セッションの際


毎回、時間的なこともあり

ざっくりした説明しかできないのが、もどかしい。


本当はもっと説明したいし、語りたいんです。


副人格の世界は、とても複雑だから。



人気のインナーチャイルドやハイアーセルフも副人格ですし


なんなら、前世退行の主役の人物も副人格です。



自分が知っている人格=主人格


自分の知らない複数の人格=副人格



人間は、複数の人格の集合体で


人格の組み合わせによって


”個性”というものが形成されます。



セラピーのときは潜在意識下にある


普段自分で意識することが難しい


副人格にアクセスして行っています。



副人格のシステムは解明されていないことも多く


また、副人格にはたくさんの種類があります。


・子ども(インナーチャイルド)

・保護者さん(救済者)

・傍観者さん(モニタリング)

・精霊さん(支えや励まし)

・判断さん(ジャッジマン)

・無気力さん(無感・無痛覚)

・模倣さん(人真似)

・詐欺師さん(口先上手)

・迫害者さん(弱い者いじめ)

・才能さん(特技や特殊な才能)

・自信さん(自己肯定感・信念)


他、オリジナル人格等


まだまだたくさんの形態があります。



副人格は、普段はその人の内側で


適度な距離感で存在していますが


トリガーになる出来事が起こったとき


いつもは静かにしている副人格が表層化します。



副人格は

その人を外界の脅威から守ろうとして出てくるのですが


ネガティブな副人格の働きが強くなると


主人格(本人)が副人格に覆われてしまい


『困りごと』が起こることがあり


場合によっては

周囲も巻き込む問題に発展することもあります。


だけどこれは、無意識下で起こる


外界の脅威から本人を保護するための防御規制で


誰からも理解されない

独特の深い悲しみや苦しみ、葛藤


それを守り

ときに活路を示してくれるのも副人格です。



困る、だけどその源に悪気はないという


大元のからくりさえ知ってしまえば


あとは理解に繋がるだけです。



次の投稿は


『保護者』と『子ども』の副人格のことを


書いてみようと思います。



続く➡

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